/黒糖焼酎豆知識「黒糖」なのに甘くない?\

1分でわかる黒糖焼酎豆知識。黒糖焼酎は黒糖なのに甘くない?

その仕組みは・・・

  1. 発酵で糖がアルコールに変わる
    黒糖焼酎は 米麹+黒糖+水 を仕込みます。
    麹菌がデンプンを糖に変え、酵母がその糖をアルコールと二酸化炭素に変える(アルコール発酵)。
    この時点で、甘味の主成分である糖はほとんど消費されます。
  2. 蒸留で糖分が残らない
    発酵が終わった醪(もろみ)を蒸留すると、揮発するアルコールや香気成分だけが採取されます。
    糖は沸点が高く揮発しないため、蒸留後の液体にはほとんど残りません。
    そのため黒糖焼酎は糖質ゼロで、甘味を感じにくくなります。
  3. 香りだけが残る理由
    黒糖由来の香ばしさやカラメルのような甘い香り成分は揮発性があるため、蒸留後も残ります。
    これが「香りは甘いのに味は甘くない」という黒糖焼酎特有の特徴になります。

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